冬の定山渓でキャンプしてきました~後編

 この記事は前編の続きの記事です。併せてごらんください。

 定山渓自然の村までの自転車での走行については1月29日に行っていたので、午後から休みということで急ぎ自動車を使いました。自転車だと3時間半かかった道のりが1時間…自動車は面倒でお金がかかるが速いですネ。
 現地到着は16時半頃でした。自動車で行くにしても、バッグ3つというのは非常に身軽です。ULキャンプはいいですよ!

 定山渓は積雪が1m程で夏とは風景が違っていました。キャンプサイトは除雪されていましたが恐らく10~20センチほど地面まであったのかなと思います。ペグが刺さりにくかったのが印象的でした。

 アルコールストーブと500mLのクッカーだけなので、お湯を沸かすことしか想定していません。しかしながら、お湯が沸かせれば熱燗が飲めるのです。また、お茶やコーヒーを淹れることもできます。
 夕食は道中のセイコーマートで購入したおにぎりを食べ、つまみを食べながら晩酌しました。粉雪がさらさらとテントをなぞるような音が心地よかったです。これは北海道の雪キャンプならではでは?と思います。

 お酒の量は少量で、20時ごろには床に入っていました。雪の上で寝るのは今回が初めてでしたが、銀マットとエアマットの組み合わせでも、特に地面からの冷気を感じることがありませんでした。
 ただ、晩酌の時に足先が冷たくてたまりませんでした。2個持ってきたハクキンカイロで温めながら過ごしていましたが、室内履きを用意してもいいかもしれません。

 暖房がないのでだんだんと天幕内の温度が下がり顔だけは寒いなと感じながら眠りました。ハクキンカイロは午前3時くらいまで発熱し続け、非常に頼もしかったです。
 6時間くらい、普段通り継続して眠れてそこからは何度か二度寝しつつ朝を迎えました。


 翌朝、前室で保管していた水がすべて凍っていたのは驚きました。
 これまで河口湖や静岡で冬キャンを経験してきましたが、気温が氷点下になったとしても大量の水がすべて氷になったことがありませんでした。それだけ長時間低温が続いたということです。
 今年の宗谷では水を凍らせずに確保するために何かしらの対策をしないとなりませんね。

 朝食は、水を汲みなおしてお湯を沸かし、カップラーメンを頂きました。冬はしっかりと食べ、体を温めないと動き出せません。

 8時過ぎから撤収を開始し、1時間かからずに撤収は完了しました。夏の雨キャンと違ってギアがほとんど濡れないのが良いと感じました。キャンプを通じて風がほとんどなかったので、冬の荒れ狂う宗谷岬で設営、撤収は大変だろうなと感じますが、まあその時でしょう。

 以上、無事に冬キャンプを自転車で運搬できる装備だけで完了することができました。2日間共に好天だったことは有利に働きました。おおむねこの装備で実行可能でしょうが、水を凍らせないための保温バッグや、レッグウオーマーを足して、今年の宗谷に臨もうと考えています。

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