目指せ、年越し宗谷!
昨年の8月に私は北海道に赴任しました。それ以前から北海道で冬に自転車に乗る文化を知り、バイクやらで宗谷岬で年を越す集団がいることも知っていました。
勿論それらに強い憧れがあったので、離職を考えていた現職ではありましたが、北海道への異動は運命の巡り合わせであり、命運を掴んだ結果であったと思います。
異動してきた翌週には、雪道での有効な交通機関であるファットバイクを購入し、今も毎日乗るように心がけています。1月には美瑛スノーサイクルフェスティバルにて、耐久レースにも参加しました。
次の目標は、憧れの年越し宗谷です。実現のためには3つの能力の獲得が必要と考えています。
ひとつめは、稚内(南稚内)駅から宗谷岬まで走破する脚力です。気候が悪ければ中断して街まで戻ることもあるので、往復で60㎞は雪道を走ることが必要です。これについては1/27に定山渓まで50km強を走破し、実現可能な領域です。
二つめは、厳冬の宗谷岬で一晩を過ごす道具とノウハウです。低温下でのキャンプは河口湖で経験していますが、降雪状態でのキャンプはまた違った工夫が必要でしょう。これについては2月中に雪中キャンプを行い、現状の装備でどれくらい対応できるのかを検討します。
三つめは、状況判断能力です。雪が積もり始めてから2カ月、既に様々な気象条件を経験してきました。積雪が始まったころのぬかるんだ路面、体が慣れないために厳冬期よりも寒く感じました。1月でも時折気温が氷点付近まで上昇し、雨が降るときもありましたが、その後再凍結した路面は最悪のコンディションでした。
そしてキャンプも自転車も自然環境相手のアクティビティですから、自分自身の技量と照らし合わせて対応していかなければと、北海道の気候と向き合いながら感じています。
このように、目的に対して分析しながら経験を積み重ねています。札幌に来ることができて、冬に自転車に乗ることができて本当に今は幸せです。
この楽しい乗り物の魅力を今後伝えていきたいと思います。
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