DAHON K3(自転車ギア紹介1回目)
さて、今回は自転車の紹介をしていこうと思います。折りたたみ自転車のDAHON K3です。輪行向きの車両が欲しくて2年前に購入し、普段使いから遠方への輪行遠征まで幅広く対応してくれた素晴らしい車両です。
下仁田の日昇軒さんにて
ロードサイドのお店でしたが、軒先においておけるコンパクトさです。
※フェンダーは自作です。
【目次】
・商品スペック
・良かった点
・悪かった点
・まとめ
群馬総社駅にて、初の輪行自転車キャンプに向かう様子
購入して1か月ほどで泥除けを自作するくらいに様々な用途に使っていました。
【商品スペック】
製造元:DAHON
製品名:K3
重さ:7,8kg
ホイールサイズ:14インチ
チェーンリング:53T
変速段数:3速(9/13/17T)
価格:\105,600(2022年モデル)
千葉県鴨川市海岸にて
フロントに大容量リュックサック、サドルとハンドル下にフレームバッグを装備
明らかな過積載だが、できるだけのポテンシャルを秘めていました。
【よかった点】
・コンパクトで軽量
折り畳みサイズは、20インチの二つ折りと比べてもコンパクトで折りたたんだ時の取り回しが楽です。そしてK3はDAHONのラインナップの中でも最軽量の部類です。
これらの特徴は輪行で持ち歩く際に非常に有利に働きます。
・見た目以上に走る
その上でチェーンリングと変速機の歯数を見てもらえばわかる通り、ハイギアを踏み込めれば非常に高速に走行可能です。
見た目は、非常に小さくてかわいらしくとも感じられるかもしれませんが、見た目以上に走る自転車です。
一緒にキャンプに行った先輩のウラルと撮影!
翌日は折りたたんで荷台に乗せてもらい、一緒に帰りました。
側車付きオートバイにも載せられるコンパクトさなのです。
【悪かった点】
恐らくですが、通勤や日帰りのお出かけなど普通に使う分にはほとんど悪いと感じることはないと思います。ここで紹介する事項については、私の使い方が、過積載で山岳地のキャンプ場に向かい、登攀・ダウンヒルを繰り返す運用であるというところに大きく起因するということは前置きしておきます。
・スポーク、リムテープ、チューブの損耗が激しい
自転車というものは、計画破壊といいますか、クラッシャブルゾーンのような部位が設けられています。ママチャリことシティコミューターがアルミ製の薄いリムを採用しているのは、路面の衝撃を吸収しやすく、タイヤの過度な破損を避け、歪みを調整で修正しやすいというメリットがあるからです。
K3においても、Deltecワイヤーで補強されたフレームが強度があるということは、衝撃はそれ以外の部分、つまりタイヤやホイールがそれらを受け止める構造になっています。
その為、チューブのパンクの頻度は20インチと比べ物にならないくらい多く、スポークが折れたので自力での補修が必要でした。
・アルミリムの減りが早い
また、速度が上がるほどホイールが高回転になるため、ブレーキでアルミリムがみるみる削れていくのがわかります。特に、山岳県である群馬に暮らしていたので、ブレーキの頻度が多かったことが災いしたかなと感じています。
神戸市街を見下ろしながら登るK3
垂直に立つビルと斜面の対比がよくわかります。
帰りの下りで前タイヤがパンク…設計限界を引き出してしまいました。
【まとめ】
K3以前はDAHON Dash P8という20インチホイールの折り畳み自転車に乗っていました。ダイヤモンドフレームを備えた大型の折り畳み自転車だったので、K3のコンパクトさと軽量さは私を魅了しました。
私は一日に100km以上走ることがほぼなく、輪行の頻度が多いためこの観点から見れば「20インチキラー」と私の眼には映りました。
価格も税抜きで10万円台に抑え…新しいDAHONの顔であることは間違いないでしょう。
私は自転車キャンプという非常にハードなコンディションで運用していますが、フレームに全く不安を感じることはありません。大抵のユーザーの皆様は、私よりよい環境で運用されると思うので、よく走るコンパクトな折り畳み自転車として、生活に寄り添ってくれることでしょう。
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