過ぎてしまえば恋しいものです
2週間で札幌の雪は殆ど消え去ってしまいました。もう路傍に積み上げられた雪も僅かで、そのあとに滑り止めの砂が山を作っています。
12月下旬から根雪になって3カ月ずっと雪面氷面を中心に走行していましたが、雪のない路面を走っていると少し物足りなさを感じています。スノーグラベルとでもいえばよいのでしょうか、延々と続く雪と氷が混じった路面を快走する感覚は、通常のアスファルトや多少の砂では味わえない快感でした。
決して夏場のアスファルト路面と比べれば速度が出るわけではありません。平地なら出たところ15㎞/h、下りでも30km/hは出ませんし出せない場面も多々あります。それでも楽しいと思えるライドばかりだったのは、常に新しい出会いがあったからということが理由かなと感じています。
降雪があればパウダーな路面に、雪が踏み固められれば圧雪面に、日照があれば表面が解け、夜間に気温が下がれば氷結します。同じ道でも同じ状態で走れる日は二度とないと感じました。毎日の変化が常に私にとっての刺激になりました。
今は、次の冬が待ち遠しくてたまりません。冬の間鍛えた足で折り畳み小径車中心に乗り換えながら、本州と北海道の3シーズンを楽しみつつ、ファットの季節へつないでいきたいです。
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