長尺自転車とタンデム自転車
今日の話題は長尺自転車とタンデム自転車についてです。
長尺自転車とタンデム自転車…どちらもまだまだマイナーな存在だと思いますが、最近私はこれらの自転車こそ自転車生活の極みではないかと考えています。
長尺自転車…ロングテールなどとも言いますが、自転車のサドルから後方のフレームを延長することで荷物を運ぶことを目的にした自転車です。特に、エクストラサイクルというアメリカの会社は、普通の自転車の後ろアクスルから先にフレームをつぎ足す形のキットを販売し、途上国や被災地での荷物運搬を可能とし、有名になりました。
もちろん数十キロの荷物を積めるわけですから、子供が2人乗ってもびくともしません。家庭を持ち子供を育てるという環境を非常に助けてくれる自転車になるでしょう。
タンデム自転車については、最近は公道を走行できない県のほうが珍しくなりました。大人二人が協力して漕いで進むことのできる自転車のことですね。自転車の99%が一人で乗るものです。二人でライドに行ってもそれぞれがそれぞれに漕ぐことが一般的です。
しかしこのタンデム自転車は、二人で1台に跨るわけですから力の強い人が弱い人を助けて、一緒に走ることができるわけです。前後の距離も近く、普通に会話できるほどと聴きます。
私はずっと一人で自転車に乗ってきました。ライダーは基本的に孤独です。先に書いた通り一人乗りの乗り物で自分の責任でハンドルを握りクランクを回し続けなければならないからです。
しかしながら、誰かと一緒に走りたいという欲求は常にあります。常に協力し励ましあいながら漕がなければならないタンデム自転車というのは、私には究極の乗り物だと感じられるのです。
ここまで書いたことは、他の人が話していたことや見たことでしかありません。何にせよ、どちらも早く経験できるように、よい出会いをしていきたいものです。
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