入門向けの自転車とは2
昨日投稿した入門向けの自転車とは1の続きを書いていきます。
1,折畳自転車として開発された折畳自転車であるということ
項目を一瞥して意味が分からないと感じる人が大半と思います。言い換えるとこれは「折り畳んだ上で活用することが前提に設計された」ということです。
折り畳み自転車は近年非常に数を増やしています。ホームセンターでよくわからない会社のロゴが入っていたり、ドン・キホーテなどでフェラーリやハマーのロゴを入れた20インチくらいの二つ折りの自転車は街中を多く走っています。
ただ、これらの多くの車両というのは、汎用のパーツを使って設計されているため、比較的折りたたんでもさほど小さくならず、重いという特徴があります。
比較対象として挙げられるのは、DahonやTernの自転車でしょうか。Dahonは折畳み自転車の特許の多くを持っている草分けにして大きな企業です。TernはDahonから株分けした、両方ともアメリカの企業です。
前述の自転車が、14~17kgだとすると、Dahon、Ternのそれは同じ20インチモデルでも8~13kg程です。折り畳み機構もコンパクトでスマートにまとまっており、小さく素早く折り畳むことができます。
これらの違いが何を生むのかというと「折りたたんだ上で、使ってみたくなる」気持ちにさせてくれるのです。どうしても重かったり、折り畳みが手間に感じるのであれば、結局折りたたまずに使うだけにとどまります。折り畳みが楽で軽ければ、電車に乗せて遠くに行ってみようか、自分自身の体力が続くまで冒険してみようか、だめなら折りたたんでタクシーを使おう、という気持ちになったときに非常に有用なのです。
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